メディアステーションbanana開設記念イベント

 地域のためにIT(情報技術)をどう活用するか―。その実践策を探った、メディアステーションbanana開設記念イベント「モバイル・キャンパス」(主催・新潟日報社、協力・新潟総合学院、NTTドコモ)。「ふるさとのすばらしさを世界中の人に知ってもらいたい」という地域の願いにこたえ、一風変わった一行が、11月上旬、秋晴れの東蒲鹿瀬町へ向かった。
 ノンフィクション作家の山根一真さんを隊長に、新潟市のコンピューター専門学校で学ぶ学生が隊員となって加わった「SLやまね隊」。一行は、「SLばんえつ物語号」の車中や、紅葉燃える渓谷の屋形船から、衛生携帯電話など、最新モバイル機器を駆使して、道中をインターネットに配信した。
 デジタルカメラで撮影した写真は200枚以上。隊員は隊長のパワーに圧倒されながらも、地域の期待を集め復活したSLの雄姿、奥阿賀の絶景、そしてそこに暮らす人々の姿を伝えた。

写真=紅葉に燃える奥阿賀の山々を背景に、衛星携帯電話を使ってデータをインターネットに送る山根一真さんと学生たち=2001年11月11日、東蒲鹿瀬町角神の奥阿賀遊覧船乗り場


出発

 午前9時30分、「SLばんえつ物語」号で新潟駅を出発する「SL・やまね隊」。

20万人記念

 この日はSL乗車20万人を記念して乗客全員にキャンディが配られた。

快調に疾走

 本日は天気も良好、山根さんの気分もおそらく良好。私の気分は絶好調。 SLが走りはじめて少しすると、機関士のテンションも上がってきたらしく、ひっきりなしに汽笛が鳴り響いてきました。山根さんも私もカメラ熱が加速。=新潟コンピュータ専門学校・渡辺太志(写真も)

SL車内から送信

 SL車内から新潟日報本社にデータを送るスタッフ。

運転席を取材

 11時10分津川駅=待望のSL機関室によじ登る山根さん。乗客の大半が津川駅15分停車を使ってSLのところへ集まる中での「特別取材」。ベテラン機関士が石炭をくべる技に見入る暇もなく、機関室内を愛用のデジカメで撮影していた。

日出谷で下車

 目的地の日出谷に着き、名残を惜しむようにSLを撮影する山根隊長。

奥阿賀遊覧船

 日出谷から角神へと向かう奥阿賀遊覧船のデッキで。

幻の味

 日出谷駅の名物「とりめし弁当」を食べる隊員たち。手作りによる限定生産で、すぐ売り切れてしまうことから「幻の弁当」の異名も。

船上で衛星携帯

 携帯電話の電波が途絶えた阿賀野川水上で、衛星携帯電話を使ってのデータ送信。蛇行する船に合わせて、アンテナを操作するのは至難の業。



PDF版・bananaエクストラ(845k)